健康寿命延伸と睡眠等
質の良い睡眠を確保することが大切です。身体をリフレッシュ、リラックスさせることも大切です。暮らしの中に癒しの時間を取り入れてみましょう。
質の良い睡眠の確保
質の良い睡眠を確保することが大切です。睡眠は唯一脳を休める時間です。睡眠中、脳は必要な情報と不必要な情報を振り分ける作業をしていることもありますので、眠れないとイライラしたり精神状態が不安定になったりします。
不眠、睡眠不足は、高血圧、肥満、糖尿病にもつながります。
睡眠不足と生活習慣病

睡眠問題
睡眠問題の背景には、病気がある可能性があります。次の症状で昼間に眠気で支障をきたす事があったら、医療機関を受診することをお勧めします。
睡眠問題の背景に病気がある可能性も。いつもと違う睡眠には要注意!!
- 激しいいびき、呼吸停止
- 手足のぴくつき、むずむず感
- 不眠症
睡眠の異常を感じたら専門家に相談を
リラクゼーション法
リラクゼーション法は、心と身体を意識的にリラックスさせる方法です。自分に合った方法をいくつも持つことをお勧めします。筋弛緩法と腹式呼吸法を紹介します。
筋弛緩法
- 仰向けで大の字になって寝る。
- 目を閉じて、手を握りしめ、全身に力を入れる。
- (2.の状態を)数秒間力を入れたまま保つ
- ゆっくりと力を抜く(力が抜けた感覚を全身で味合い、リラックスした状態を体で覚える)。
これを2回繰り返す。

こころといのちのサポート事業テキストより
腹式呼吸法
- 楽な姿勢で大きくゆっくり口から息を吐く(お腹の空気をすべて出し切る気持ちで)。
- 息を吐ききったらそのまま3つ数える。
- 今度はゆっくり鼻から吸い込む(お腹に空気を送り込む気持ちで)
これを5回繰り返す。

こころといのちのサポート事業テキストより
この他に、自己暗示で筋肉の緊張を解きほぐし、心身を整えることを目的とした訓練法「自律訓練法」があります。「自律訓練法e-ヘルスネット(厚生労働省)」でも紹介されていますので、参考にして下さい。