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神奈川県未病改善ヒーロー ミビョーマン
ミビョーマン

私の体力どれくらい?体力測定してみよう

2025年3月5日

県立スポーツセンターの未病エリア(未病センター)

健康に長生きするためには、体力維持が大切です。そのために、まずは今の体力をチェックしてみましょう。県立スポーツセンターの未病エリア(未病センター)内の測定コーナーでは、新体力テストの種目に加え、ロコモ・フレイルの種目も計測できます。

ほかに、簡単な運動ができる健康増進コーナー、看護師が応じる相談コーナー、スポーツや未病の情報コーナーがあり、すべて無料で利用できます。また、子どもが遊べるキッズスペースがあるので、お子さん連れでも楽しめます。

アクセス 
県立スポーツセンター(スポーツアリーナ2 2階)
〒251-0871藤沢市善行7丁目1番2号

測定コーナーでチェックしよう

やってみたい種目を選んで測定できます。小学生は保護者の同伴が必要です。

測定可能種目

  • 握力
  • 長座体前屈
  • 反復横とび
  • 立ち幅とび
  • 垂直とび
  • 開眼・閉眼片足立ち
  • 30秒立ち上がりテスト
  • 立ち上がりテスト(両足・片足)
  • 2ステップテスト
  • 血圧
  • 体組成、身長

自分の体力測定結果を、掲示されている年代ごとの平均値と比較すると、優れている部分や不足している部分がわかります。不足部分を向上させるためのトレーニングやストレッチで体力づくりができます。本格的なトレーニングをやりたい場合は、同じ施設内にトレーニングセンター(有料)があります。

トレーニングルームではフリーウェイトや有酸素マシンの使用ができる
トレーニングルーム

測定種目紹介

体組成計

体組成計と身長計
筋肉量、水分量、基礎代謝量、BMI値などがわかります。身長を体組成計に入力して計測します。

開眼・閉眼片足立ち

両手を腰に当て、片足立ちの持続時間を計測するミビョーマン
片足を上げて立っていられる時間を測り、足の筋力やバランス機能を調べます。

垂直跳び計

垂直跳び計でジャンプするミビョーマン
歩行やしゃがむ動作に関係する股関節、膝関節、足関節の協調性と脚の筋力、体幹の安定性がわかります。 注意:膝、腰を痛めているときはテストを控えましょう。

反復横とび

良い記録を出そうとして頑張るミビョーマン
20秒間に何回ラインを越えられるかで、敏しょう性を測定します。

長座体前屈

膝を曲げないようにして前屈するミビョーマン
腰痛予防に関係する腰部から大腿部にかけての筋肉の柔軟性がわかります。(出典1)

ロコモ度テストにチャレンジ

ロコモは、運動器の障害が原因で、立ったり歩いたりする身体能力が低下した状態のことです。(出典2) ロコモ度テストは小学生からチャレンジできます。

立ち上がりテスト(両足・片足)

両足からテストしましょう。座った状態から立ち上がり、3秒間体勢を維持します。40cmがクリアできたら、30cm、20cm、10cmとレベルを上げていきます。(出典3)

両足の立ち上がりテストにチャレンジするミビョーマン。
立ち上がりテストではハムストリングス(注釈)と、前後のももの筋肉が動きます。片足のテストではバランス機能のチェックができます。
(注釈)ハムストリングス:太ももの裏側にある大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つの筋肉の総称

2ステップテスト

歩幅からロコモ度がわかります。下肢の筋力・バランス能力・柔軟性などを含めた歩行能力を総合的に評価します。バランスを崩さない範囲でやってみましょう。(出典4)

2ステップテストにチャレンジするミビョーマン。
できる限り大股で2歩歩いたら、両足を揃えます。2歩の幅÷身長が測定値(2ステップ値)です。

健康増進コーナー

左から、ぶら下がり健康器、ストレッチングボード、腹筋プルレ、ル・プリエスクワットバルン、筋膜リリース

ストレッチングボードや筋膜リリースを使ったストレッチができます。座ってもたれるだけで腹筋運動ができる器具や、椅子を使ってスクワットできる器具もあります。

相談コーナー

健康に関する相談で専門的なアドバイスをもらうミビョーマン。

健康に関する相談及び助言についての質問に応じます。(申込制。受付は木曜・金曜の10:30から11:30、14:00から15:30)

キッズスペース

カラフルなクッションマットが敷かれたキッズスペース。

靴を脱いで遊びましょう。(対象:小学生以下)

要介護になる原因を体力づくりで予防する

厚生労働省が2022年に行った調査では、介護が必要となった主な原因の2割以上が運動器の障害(骨折・転倒、関節疾患)であることが報告されています。(出典5)健康な体づくりのために、定期的な体力チェックをおすすめします。

グラフ:介護が必要となった主な原因の割合。認知症 16.6%、脳⾎管疾患(脳卒中)16.1%、骨折・転倒 13.9%、高齢による衰弱 13.2%、関節疾患 10.2%

関連リンク

スポーツによる未病改善実践事業(スポーツセンター)


出典1:体前屈測定の測定方法-健康長寿ネット(公益財団法人長寿科学振興財団)
出典2:ロコモを知ろう-ロコモONLINE(日本整形外科学会・ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト)
出典3:ロコモ度テスト 立ち上がりテスト-ロコモONLINE(日本整形外科学会・ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト)
出典4:ロコモ度テスト 2ステップテスト-ロコモONLINE(日本整形外科学会・ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト)
出典5:令和4年国民生活基礎調査 (政府統計の総合窓口e-Stat)